防水改修工事

建物を水の脅威から守り抜くための防水改修工事

防水改修工事は、建物の内部に雨などの水が浸入するのを防ぐために行う工事です。水が浸入すると、鉄筋コンクリート造の場合は内部の鉄筋にサビが発生して爆裂の原因となったり、木造の建物だと湿気によって構造体である木材が腐食したりする可能性があります。そのため、どのような建物でも「水」はしっかりと防がなくてはなりません。

建てたばかりのマンションやアパート、ビルなどに水が浸入してしまうことはありませんが、経年劣化によって水が浸入しやすくなり、雨漏りなどが発生することがあります。埼玉県で改修工事を手がける「株式会社 鈴木」は、建物の寿命を守る上でも大切な役割を担う防水改修工事にも力を入れています。

防水改修工事とは

当社の防水改修工事では、次のような構造の建物の躯体表面に、耐水性のある皮膜を形成します。

鉄筋コンクリート構造
(RC造)
鉄骨・鋼構造
(S造)
鉄骨鉄筋コンクリート構造
(SRC造)

まずは建物診断(無料)で形状や構造、施工面の広さ、劣化の状態などをしっかりと把握。それらの条件にお客様のご要望を加味し、「アスファルト防水」や「シート防水」、「塗膜防水」といった中から最適な工法を選んで施工します。

建物に水が浸入する原因と対策

建物に水が浸入する原因はさまざまなので、現地調査をしてみないことには実際の原因はわかりません。建物の状態を正しく把握した上で適切に対処することが不可欠。こちらでは代表的な漏水の原因と、その対策をご紹介します。

防水層の破損
原因 シート防水などでは、防水皮膜を形成するシートが破損すると水が浸入してしまいます。シートの破損は地震などによる建物の動きや鳥がつつくといった要因によって起こります。
対策 破損部の補修、もしくは全面補修

外的要因によって一部だけが破損している場合は、そこだけをピンポイントで補修すれば防水性能が復活します。しかし、経年劣化によって全体が傷んでいる場合や破損の程度がひどい場合には全面補修が必要です。

防水層が一部でも破損した状態で放置すると、その下のモルタルに水が浸み込み、補修が難しくなります。本来なら一部の補修ですむところ、全面補修しなくてはいけなくなる場合もあるので、防水層が傷んだ場合は早めの補修が大切です。

防水層の寿命
原因 防水層の寿命は、一般的に10年前後といわれます。とくに屋上などの防水層は強い紫外線や風雨にさらされ続けるため、経年劣化のペースも早まります。
対策 全面補修

防水皮膜は経年劣化していくものなので、10年を目安に建物の状態を調査しましょう。メンテナンスや防水工法の種類によってはそれより長持ちさせられる場合もありますが、一度漏水すると建物が傷んでしまうため、定期的な調査は欠かせません。

防水層を少しでも長持ちさせるために、排水口の周囲を定期的に清掃し、トップコートを5~6年周期で塗り替えることをおすすめします。

コーキングの破損
原因 コーキング(シーリング)とは、窓枠などに使用される適度な弾力を持った素材のこと。これが経年劣化によって弾力を失い、縮んだりヒビ割れたりすると、漏水を招きます。
対策 定期的なコーキングの打ち替え

2階以上の建物のコーキング工事(シーリング工事)には足場を組む必要があるので、外壁改修工事や防水改修工事などと同時に行うことをおすすめします。ひとつの足場を両方の作業に活用できるため、別々に依頼するよりもコストが抑えられます。

鈴木が選ばれる理由

鈴木の建物診断